新入社員に求める技術の水準[1]
こんにちは、大阪アプリ開発 システム開発部の外川です。
新入社員に求める技術の水準
就活中の学生と話す機会がありまして、こんなことを聞かれました。
「技術系の会社の入社までに、どれくらいの技術を身につけておけば良いのでしょうか」
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・コミュニケーション能力
問題が起きているとして、その問題を上司や同僚に的確に説明できる能力。メールや日報のまとめ方も含みます。
お客様や上司からの言付けを最適に理解する能力。10のうち5も知らない人からの説明を噛み砕く能力。質問ができるようになる程度には理解が必要です。同僚その他と楽しく雑談できる能力。仲が良いと仕事は円滑に進みます。
・パソコンセットアップ技術
ハードトラブル対応力。画面が突如消えた?単にケーブルが抜けただけでした。などハードについて理解があること。
プログラムのインストール経験。msiって何?では割と困ります。Apache等のサービス系インストール経験があると良いかも。ネット接続設定経験。パソコンを与えられてTCP/IPの設定を行うことは多いです。家庭内LANの設定をしてみるといいと思います。
・ワード・エクセル操作技術
プログラムやスクリプトとにらめっこする時間と同じくらい使います。経験が浅い時期に編集を任されることも多いです。ワード。段落の作り方などで戸惑い時間を無駄にすることが多いので、資料書きは慣れておくとよいです。エクセル。慣れるほどに高速化する技術。スタート地点で優位に立っておくと実務での吸収はより早くなります。
「思っていた回答と違って驚きました」とのこと。
専門的な技術は、その現場に沿って身に付きます。入社前であるなら「技術屋としての最低限」と「人間力」と呼ぶべき力を伸ばすことが良いのではないかと回答しました。
次回は、その学生が求めていたと思われる技術に関する話をしたいと思います。
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