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新入社員に求める技術の水準[2]

こんにちは、大阪アプリ開発 システム開発部の外川です。

新入社員に求める技術の水準

 就活中の学生と話す機会がありまして、こんなことを聞かれました。

「技術系の会社の入社までに、どれくらいの技術を身につけておけば良いのでしょうか」

前回は、専門的な技術は、その現場に沿って身に付きます。入社前であるなら「技術屋としての最低限」と「人間力」と呼ぶべき力を伸ばすことが良いのではないかと回答しました。

今回は、その学生が求めていたと思われる技術に関する話をしたいと思います。

—-

・英語

月並みですので、現場に落とし込んでみます。

プログラムの変数名は英単語。適切な単語が思い浮かばないと、手が止まるばかりか集中が途切れます。TOEIC等の試験力を養うのではなく、英文から逃げない意識力があると良いです。ひっそり自慢できることがあるのは良いことです。

プログラムは既存技術を組み合わせ作ります。日本語で公開された技術でも有用なものが多いため、大体事足ります。しかし現場では、込み入ったものを作ります。それでも世界に目を向けることで見つかる文献があります。このチャンスから目を背けると技術力の経験値が入りづらくなることになります。

不可解なバグに見舞われることもあります。力押しの解析で解決するより、まずは同じ問題を探してみることが仕事効率につながります。もちろん世界にも目を向けて。

海外にも飛べる程度に英語で技術会話ができるのなら、さらに上位の技術者になれるでしょう。

・算数

数学ではありません、算数です。パズルなんです。ひらめき・発想が大事なんです。鍛えるというより、やはり苦手意識をなくすようにするといいと思います。

数学分野なら、三角関数と因数分解を勉強し直しておくといいかもしれません。三角関数は円を描ける程度で。因数分解は、同じ項の共通化をすることだったことを思い出す程度で。※同じ処理をコピペしまくって仕事量を発散(数学:無限大にすること)させる人もいるんです。

意識高い人は、ぱっと見では絶対意味の分からない「正規表現」の記号を解読できるようになっておきましょう。

・CUI

急にそれっぽくなりました。

元祖パソコンです。一定の年代以上の人はWindowsを操作するより慣れているかもしれないものです。一定の年代以上の人は偉い人であることが多いです。CUIを知らないと現場で痛い目を見るかもしれませんね。

WindowsのDOS窓、UNIX系いろいろあります。それぞれ操作するための「コマンド命令」は異なりますが、やることは大体同じなので、いずれかを操作しておくことが大切です。

ディレクトリの移動、カレントディレクトリの意味、環境変数(主にPATH)、バッチファイルあたりは、新入社員歓迎会の席で意地悪な先輩に問われたときに「実行コマンドはこうっすよね。あ、Tabってめっちゃ連打しますよね」って回答仕返してやるといいです。ファイル一覧コマンドは普通に便利なのでテキスト書き出しとセットで覚えておきましょう。

 

その学生が求めていた回答はこれでもなさそうです。次回こそプログラムに焦点を当ててみたいと思います。


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